|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 弦 : [つる, げん] 【名詞】 1. (1) bow string 2. string (of guitar, violin, etc) 3. (2) (gen) (geom) chord (straight line joining two points on a curve) 4. (3) handle ・ 弦楽 : [げんがく] 【名詞】 1. music for strings ・ 弦楽四重奏 : [げんがくしじゅうそう, げんがくよんじゅうそう] (n) string quartet ・ 弦楽四重奏曲 : [げんがくしじゅうそうきょく] (n) string quartet ・ 楽 : [たのし, らく] 1. (adj-na,n,n-suf) comfort 2. ease ・ 四 : [よん] 1. (num) four ・ 四重 : [しじゅう] (n) fourfold ・ 四重奏 : [しじゅうそう] 【名詞】 1. instrumental quartet ・ 重 : [おも] 1. (adj-na,n) main 2. principal 3. important ・ 重奏 : [じゅうそう] (n,vs) instrumental ensemble ・ 奏曲 : [そうきょく] (n) (abbr) sonata ・ 曲 : [きょく, くせ] 【名詞】 1. a habit (often a bad habit, i.e. vice) 2. peculiarity ・ ラヴ : [らヴ] 【名詞】 1. love 2. (n) love
モーリス・ラヴェルの《弦楽四重奏曲 ヘ長調》は、1902年12月から1903年4月にかけて作曲された室内楽曲。1904年3月5日にエマン四重奏団(''Le Quatuor Heyman'')によって初演された。のちに多少手を入れた上で、1910年に出版した。「敬愛する師ガブリエル・フォーレに献呈」されている。 生前に未出版だった遺作のヴァイオリン・ソナタ(1897年)から数えると、ラヴェル2作目の室内楽である。しばしば録音や演奏で組み合わされることの多いドビュッシーの《弦楽四重奏曲 ト短調》作品10(1893年完成、1894年発表)からはちょうど十年後の作品であり、先輩のその作品からラヴェルは啓発を受けていた。 ;ドビュッシーはラヴェルのこの作品に熱狂的な賛辞を送って、ラヴェルに終楽章を改訂せぬように説得し、次のように進言した。 :「音楽の神々の名とわが名にかけて、あなたの四重奏曲を一音符たりともいじってはいけません。」 ;しかしながらラヴェルは、出版にあたって作品全体を改訂して、より構築感が高まるようにした。 弦楽四重奏曲は難しいジャンルであり、作曲家が成熟期を迎えるまでにこれを手懸けることは、まず滅多にないほどである。だが、当時まだ27歳のラヴェルはその作曲に挑んで、この楽種の傑作を示したのであった。 以下の4つの楽章から成り、全曲を通して演奏に約30分を要する。また、フランク楽派の伝統を受け入れて循環形式をひかえめに援用し、作品の自然な統一感をもたらすことにも成功している。 # Allegro moderato (アレグロ・モデラート、ヘ長調) # Assez vif. Très rythmé (十分に活き活きと。きわめてリズミカルに。イ短調)3/4拍子と6/8拍子のポリリズムによるスケルツォ。 # Très lent (きわめて緩やかに、主部は変ト長調) # Vif et agité (活き活きと、激しく、ヘ長調)5/8拍子によるロンド。 == 外部リンク == * 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「弦楽四重奏曲 (ラヴェル)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|